渋谷の歯医者「渋谷KU歯科」｜歯周再生療法

歯周病が重度に進行すると顎の骨が溶かされ、歯が抜けそうなほどにグラグラするようになります。こうしたケースでは、抜歯をご提案する歯科医院がほとんどです。

渋谷の歯医者「渋谷KU歯科」では歯周組織再生療法によって、大切な歯を残すために最善を尽くします。歯周組織再生療法とは、歯周病によって溶かされた顎の骨などの歯周組織を再生し、再び歯をしっかり支えられるようにする治療法です。当院では、エムドゲイン・GBR・骨移植など幅広く対応しています。他院にて「抜歯」するしかないと言われた方も、諦めずにご相談ください。

エムドゲインとは、歯周病により溶かされた顎の骨や歯根膜などの歯周組織を再生させる歯周再生療法の一つです。

タンパク質の一種である「エムドゲイン・ゲル」という生体材料を歯根表面に塗布し、歯が生える時と同様の環境を生み出して歯周組織の再生を促します。エムドゲイン・ゲルは、豚の歯胚組織から作られた「エナメルマトリックスデリバティブ」というタンパク質の一種を主成分にしています。この成分によって歯が生えてくる時と同様の環境が再現され、歯周組織の再生が誘導されます。

エムドゲイン・ゲルは世界の約40カ国以上で使用されている安全性の高い生体材料です。日本でも、2002年に厚生労働省の認可を受けており、安心して治療を受けていただけます。

GTR（歯周組織再生誘導法）は、歯周病により溶かされた顎の骨や歯根膜などの歯周組織を再生させる歯周再生療法の一つです。

まず、歯周ポケットのプラークや歯石を徹底的に除去して清潔な状態にします。その後、溶かされた骨の部分に「メンブレン」という人工膜を挿入します。メンブレンを一定期間入れておき、歯周組織の再生を誘導します。人工膜によってスペースが確保されているため、再生速度の速い歯茎に邪魔されることなく、歯周組織をしっかり再生できます。

骨移植は歯周病により溶かされた顎の骨の再生を促す歯周再生療法の一つです。まず、骨が吸収されて薄くなった部分に骨のブロックを移植します。そこに細かく砕いた骨補填材などを詰めて顎の骨の再生を促します。骨移植には、患者さまご自身の骨を移植する自家骨移植、本人以外の骨から作られた骨補填材を詰める他家骨移植、人工骨を使う人工骨移植があります。

再生療法を受ければ顎の骨が再生されて歯のグラつきがなくなり、歯を残せます。しかし、患者さまご自身による毎日のセルフケアや歯科医院での定期的なメインテナンスを怠ればほぼ確実に再発し、歯を失ってしまうかもしれません。治療後の良い状態を保つためにも、歯周組織にダメージを与えた根本原因である歯周病をしっかり予防していきましょう。

渋谷の歯医者「渋谷KU歯科」では事前に精密検査を行い、患者さまの骨を含めて口腔内の状態をしっかり見極めます。現在の状態と必要な治療について丁寧にご説明し、ご要望や口腔内の状態に応じた適切な再生療法をご提案します。安心して治療を進められるように、不安や疑問があればどんなことでもご相談ください。